ニュース: 国際 RSS feed
【記者ブログ】食の安全学再び:日本政府調査団の説明、聞いてみる? 福島香織 (2/4ページ)
■Q:工場は、どのあたりをみられたのですか。
A:野菜などを仕入れてきて、野菜を洗う場所、肉をまぜる場所、調味料を入れる場所など、皮を作る場所、撹拌する機械、包む場所、ベルトコンベヤーで移動し冷凍する場所、袋に詰める場所などを順番に見ていきました。さらに袋に詰めたものを箱に詰める場所、さらに箱につまったものを冷蔵庫にいれ、出口まで、これが一連の工程です。それをすべて見ました。
■Q:工場の視察で、われわれの代表取材について、中国側は日本の意向で、当初、日中メディアに工場のすべてを公開する予定だったのを、一部に制限したといっていたのですが、本当に日本側の都合で、そうなったのでしょうか。
A:私たちは中国側の要求で、そういうになったと思っていたんですけど。
A:あの、たぶんですけどね、一転二転したと思いますけど、全体の協議が、冒頭だけにしましょ、という話になったんですよね。で工場はどうしましょう、という話になったとき、冒頭だけにすることになったんだと思います。なんら、隠すとか、そういう意図はないとおもいますよ。ここを見せちゃいけない、ということはたぶんないと思いますよ。
Q:中国側はそういったけれど、日本側がこういったから変わったということではないのですね。
■Q:代表取材の記者からきいたのですが、工場内に「ねずみ取り」があったとか。食品工場のことはあまり理解していないから、教えてほしいんですけど、食品生産現場の工場内で「ねずみ取り」があるって、別に不思議ではないんですか?haccapの基準には関係ないんですか?
A:食品工場は、基本的に場内に薬剤は置かない、ということになっています。今回は、ねずみ取りがあったということですが、中国側の説明では、薬剤などを使ったものではなく、粘着式のねずみ取りということです。なぜ食品工場内にそんなものがあるかというと、場内にねずみがいないことの確認という目的で、これは日本でも実施されています。ねずみがいない、ということを確認するためのものだということです。
■中国記者:日本の今日の報道では、厚生労働省は、今回の事件は人為的なもので、毒をいれたものだと、発表したそうですが、それはご存じですか。
A:いまの発言については、私どもは正式に認知していません。厚生労働省からそのような発言を行ったということは、私は認識していません。
■Q:中国側から何が原因だ、というような見立てはありましたか?
A:中国側から特に何が原因だとの発言はありませんでした。ただ、日本側が生産工程に関心を寄せているけれども、中国側は流通経路にむしろ関心があるという話はしていました。
A:船で運ばれて、日本について、小売店に流通していくわけですが、その間になんらかの原因があるのかもしれない、という関心を中国側としても持っている、ということかと思います。
■Q:それって、つまり中国側としては、生産工程としては混入しえない、と主張したということでしょうか。
A:正確にいいますと、中国側で今調査しているのは、生産過程における混入ですとか、残留農薬といった問題です。さきほど、団長がおっしゃった流通、販売などについては、彼らとしては資料がないわけで、日本にいった中国側調査団はそういう点に関心をもっているんです。
Q:現在の段階で、中国政府として混入の可能性はあり得ないとか、見つからないとか、ということは日本政府に対していっているんですか?記者会見では言っているんですけど。
A:通訳を通じてですので、正確なニュアンスはわかりませんが、基本的に生産過程で異物がはいることはないんじゃないか、という趣旨の発言は中国側はしておりました。