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【グローバルインタビュー】中国の汚職腐敗は臨界点を越えた(下) 李遠哲・台湾中央研究院前院長 (3/3ページ)
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しかし、現代には科学と技術がある。これをもってすれば、過去二百年の発展とは違った、もっといい発展のあり方を見いだせるのではないか。人間が地球上に登場して100万年以上が立つが、過去二百年は人間は自然の一部だった。ところが、産業革命以降は地下資源を使い出し、人間は自然界の主宰となった。しかし、今こそ、もう一度過去に立ち返り、自然界はひとつになって太陽エネルギーの下で発展しなければならない。
中国の話に戻ろう。環境問題とは国の資源をどう使うかという問題だが、中国の今の発展ぶりを見ると将来は暗い。中国は「世界の工場」として物作りをしているが、今後5年、10年で人間の生活様式が変わる。物を使わなくてもいいような生活形体に切り替わらなければいけないからだ。この文脈でみれば、物作りに頼る中国にもいずれ圧力が加わってくる。
中台関係でみても、今は統一とか独立とかではなく、地球温暖化とか環境問題に取り組み、人民のために尽くす政府であるべきではないか。(中国の)汚職腐敗は社会が許容する臨界点を越え、飲料水ですら心配が出てきている。人民が本当の意味で国の主人公となる民主化を進めてこそ、矛盾は解決され、(中台両岸関係も)平和的な方向に向かうのではないか。
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