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ギョーザ事件 謝罪なく、犯行説強調? 禁止農薬が闇で流通
このニュースのトピックス:食の安全
【石家荘=野口東秀】中国製冷凍ギョーザ中毒事件で2日に初めて記者会見した天洋食品の底夢路工場長は「安全管理の厳格さ」を繰り返し、同社に過失はないとの姿勢に終始した。当然、謝罪はなかった。管理体制が厳格ならば、「メタミドホス」はどこで混入したのか。故意の犯行説を強調するつもりなのか。会見は謎を一層深めた。
会見には日本人、中国人記者および公安関係者ら約70人が詰めかけた。
同社によると、昨年、日本への冷凍ギョーザ輸出量は4000トン弱で、主に神戸と横浜に輸送された。同社は1994年に食品輸出の資格を得ている。
会見の焦点はメタミドホスの過去の使用の有無とギョーザへの混入事実への見解。同社幹部は食品輸出企業として日中双方の政府から“お墨付き”を得てきた社の歴史を文書で読み上げた上で、「厳しい管理システムが整備されている。(製造の)プロセスごとに厳格な品質管理を実施、過去、不合格となった製品はない」と品質管理の完璧(かんぺき)さを強調した。
記者会見の内容は、その直前に行われた河北省の検査当局の会見内容とほぼ同じで、すりあわせしたことは明らかだった。
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石家荘市で農薬販売店を訪ね歩いた。十数軒すべての店で「販売していない。禁止されている」との答えが返ってきたが、ある関係者は「闇では売られている」と語る。「1リットル瓶で約50元(1元は約15円)で買える」という。販売しているのは正規の販売店より農薬を安く売る横流しの個人業者などといわれる。販売と使用が禁止されているにもかかわらず、メタミドホスが流通しているのは明らかなようだ。



