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「厳格さ」強調も「手がかりなし」 ギョーザ中毒で天洋食品が初会見
このニュースのトピックス:食の安全
【石家荘(中国河北省)=野口東秀】中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、製造元の天洋食品の幹部が2日、石家荘市内で事件発生後初めて記者会見し、安全管理体制の「厳格さ」を終始強調した。河北省輸出入検査検疫局の程方局長も会見し、中毒の原因となった有機リン系殺虫剤「メタミドホス」は天洋食品の工場では使用していなかったと指摘した。会見は混入の手がかりが全くつかめないことを浮き彫りにした。
会見した天洋食品幹部は、底夢路工場長と岳暁海副工場長の2人。幹部は会見で「極めて驚いている。日本の消費者にお見舞い申し上げ、心から早期回復を願う」と述べた。しかし混入の原因については、「職員はすべて安全意識が高い」と指摘した上で、「ここ2年、原材料および製品で残留農薬の問題は発生したことがない」などと安全を強調する文書を読み上げた。製品の輸送もコンテナを鉛で封印して出荷しており、「中国国内で汚染される可能性は存在しない」とまで述べた。
程方局長はメタミドホスを天洋食品が使ったことがあるかどうかについて、「(使っていたら)日本への輸出許可は下りない。それはあり得ない」と過去の使用を全面否定した。これまで工場の生産と管理にかかわる従業員30人を調査したが「現段階では不審な点は見つかっていない」という。
しかし天洋食品の幹部は会見で、メタミドホスの過去の使用および保管の有無について真正面から回答せず、疑問を残した。










