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「厳格さ」強調も「手がかりなし」 ギョーザ中毒で天洋食品が初会見

2008.2.2 20:59
このニュースのトピックス食の安全
中国製ギョーザ中毒で、初めての記者会見をする「天洋食品」の底夢路工場長=2日夕、中国河北省石家荘市内のホテル(共同)中国製ギョーザ中毒で、初めての記者会見をする「天洋食品」の底夢路工場長=2日夕、中国河北省石家荘市内のホテル(共同)

 【石家荘(中国河北省)=野口東秀】中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、製造元の天洋食品の幹部が2日、石家荘市内で事件発生後初めて記者会見し、安全管理体制の「厳格さ」を終始強調した。河北省輸出入検査検疫局の程方局長も会見し、中毒の原因となった有機リン系殺虫剤「メタミドホス」は天洋食品の工場では使用していなかったと指摘した。会見は混入の手がかりが全くつかめないことを浮き彫りにした。

 会見した天洋食品幹部は、底夢路工場長と岳暁海副工場長の2人。幹部は会見で「極めて驚いている。日本の消費者にお見舞い申し上げ、心から早期回復を願う」と述べた。しかし混入の原因については、「職員はすべて安全意識が高い」と指摘した上で、「ここ2年、原材料および製品で残留農薬の問題は発生したことがない」などと安全を強調する文書を読み上げた。製品の輸送もコンテナを鉛で封印して出荷しており、「中国国内で汚染される可能性は存在しない」とまで述べた。

 程方局長はメタミドホスを天洋食品が使ったことがあるかどうかについて、「(使っていたら)日本への輸出許可は下りない。それはあり得ない」と過去の使用を全面否定した。これまで工場の生産と管理にかかわる従業員30人を調査したが「現段階では不審な点は見つかっていない」という。

 しかし天洋食品の幹部は会見で、メタミドホスの過去の使用および保管の有無について真正面から回答せず、疑問を残した。

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中国製ギョーザ中毒で、初めて記者会見する「天洋食品」の底夢路工場長(左)と岳暁海・副工場長=2日夕、中国河北省石家荘市内のホテル(共同)
中毒を起こしたギョーザを製造した「天洋食品」の工場前には、大勢の報道陣が詰め掛けた=1日、中国河北省石家荘市(共同)
中国製ギョーザ中毒で、初めての記者会見をする「天洋食品」の底夢路工場長=2日夕、中国河北省石家荘市内のホテル(共同)
中国製ギョーザ中毒問題で、記者に囲まれて質問に答える河北省輸出入検査検疫局の程方局長=2日午後、中国河北省石家荘市(共同)
中毒ギョーザの製造元「天洋食品」で、原材料の野菜を洗う従業員=中国河北省石家荘市(日本生協連提供)
中毒ギョーザの製造元「天洋食品」で、刻んだ野菜に異物がないか検査する従業員=中国河北省石家荘市(日本生協連提供)
中毒ギョーザの製造元「天洋食品」で行われる製品の衛生検査=中国河北省石家荘市(日本生協連提供)
中毒ギョーザの製造元「天洋食品」で、金属探知機により製品をチェックする従業員=中国河北省石家荘市(日本生協連提供)
中毒ギョーザの製造元「天洋食品」で、ギョーザの皮をつくる従業員=中国河北省石家荘市(日本生協連提供)
中毒ギョーザの製造元「天洋食品」で、ギョーザに具を詰める従業員=中国河北省石家荘市(日本生協連提供)
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