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日本の買い付け企業が「天洋食品」製造現場を確認
このニュースのトピックス:中国製ギョーザ中毒問題
【石家荘(中国河北省)=野口東秀】中国製ギョーザ中毒事件で、中国での買い付けを担当する双日食料(東京)の小林久男品質保証室長と中国での同社責任者の日本人2人が1日、調査のため石家荘市の製造元の「天洋食品」に入った。原因が判明するまで調査を続けるとみられ、「製造現場を確認し今後の調査活動のスケジュールを日中双方で作成」(小林室長)する。
小林室長は天洋食品前の路上で記者会見し、「現状を確認し原因解明に努める」と指摘したうえで、「現段階では原因解明につながる話は聞いていない」と述べた。
現在、中国側は製造記録の調査などを進めているが、公安当局が従業員を聴取するなどの動きはみられない。
小林室長は同日、工場責任者と現状を確認し、今後の調査の行程表を作成する予定で、「いつまで滞在するか不明」としており、原因が判明するまで滞在する可能性もある。同社は1996年から天洋食品と取引してきた。
小林室長は同社の製品について、大きな問題が発生したことに衝撃を受けており、今後の調査結果を随時、日本に報告する予定だ。
天洋食品には同日も早朝から日本の報道陣がつめかけ、出入りする車両などを追いかける展開だ。地元では「設備も一流の有名企業」として名が通っているが、元従業員らからは「待遇面」での不満の声が強く聞かれる。
正門前では地元の男性(32)が「被害者が400人を超えた? 本当に申し訳ないと思う」と済まなそうに話したが、同社は警備員を増員するだけで、幹部による記者会見を開こうとせず、報道陣をシャットアウト、門を固く閉ざしたままだ。



