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【記者ブログ】中国インターネットのあした(2)の続き 福島香織 (3/5ページ)
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■さらに、ネット動画のコンテンツも圧倒的に外国製のものが多く、国内コンテンツ産業保護という狙いもありそうな…。この管理規定の前日の12月28日には、「ネット上の映画・ドラマ放送管理強化の通知」というのも出されて、ネット動画サイトで人気のある、日、韓、米のドラマやアニメについて、許可証なしに放映することはまかりならなん、としている。これは、日、韓、米側の著作権保護の視点では歓迎することかもしれないが、中国の本音でいえば、検閲で流入を阻止している欧米、日本のただれた資本主義的価値観の映画やアニメが、ネット動画サイトを通じて勝手に流入するのは文化侵略だ!という危機感がある。
■さて、この管理規定を受けて、ネット動画サイト側の対応はいかに。一応、土豆ネットの王微CEOに取材を申し込んでいるが、春節あけまでは、忙しくて応じられないそうだ。ネット上で散見される王微CEOの態度をみるに、「静観のかまえ」。「土豆ネットはなにも変わらない」という発言もあり、31日にいきなり閉鎖、という感じではないかもしれない。土豆ネットのライバルの優酷ネットの古永ショウCEOも、「政府の関連部門と協力してゆく」と落ち着いた様子。大手ネット動画サイト企業には、事前に当局との協議がもたれたというウワサもある。
■こういう見方がある。国有化されるとしたら、主だった優良サイト企業にたいして、国家機関や国有企業による増資が行われるのではないか。目下、中国のネットベンチャー企業は、ケイマンとかバージン経由のリスクの大きい投資を受けているケースが多く、国家が国内のネットベンチャーに、大規模な資金を投入するなら、産業的には安定し歓迎すべきことではないか。