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じん肺補償求め、ダイヤ工場で大規模スト 中国広東省 (1/3ページ)

2008.1.23 18:40

 中国の広東省仏山市にあるアジア最大級の模造ダイヤ工場で、作業が原因とみられるじん肺症に対する補償と時間外労働に伴う残業代支払いを求めて、4000人規模のストが起きた。工場側は重症者への補償は認めているものの、約400人の軽傷者にはそれを拒否している。同国では今年から労働契約法が施行され労働者の権利保護が強化される方向にあり、安価な労働力に依存してきた企業や工場はこれまでのツケの支払いを迫られることになりそうだ。(広東省仏山市 福島香織)

 「階段を登るだけで息苦しい。しょっちゅう風邪をひいて治りにくい。こんな調子では故郷に帰っても畑仕事など重労働はできない。別の工場に勤めようにも、就職前検診にひっかかり再就職できない。何としても補償を勝ち取らなければ…」

 ストを呼びかけたひとりで勤続2年余の四川省出身青年(25)はそう語る。妻(20)と1歳半の幼子を抱え、窮鼠猫をかむ、の心境だ。

 市と省の職業病専門病院では、「肺の溝が粗くなり、複数の小さな影が散らばっている」とのX線検査診断書を出しているのに、工場側は「この段階では職業病(じん肺症)基準に達していない」として、補償金支払いを拒んでいるという。

 「重症になって死ぬ直前になったら、認めてやるということか」と、青年は怒りを隠せない。

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