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中国各地に“地下教会” 活動家ら信者7000万人? (1/2ページ)

2007.12.26 21:38
25日、北京郊外の農家で行われた地下教会の礼拝。集まったのは人権運動家ら中国共産党の執政に不満を持つ人ばかりだった(野口東秀撮影)25日、北京郊外の農家で行われた地下教会の礼拝。集まったのは人権運動家ら中国共産党の執政に不満を持つ人ばかりだった(野口東秀撮影)

 中国各地に点在する地下教会。クリスマスの25日、北京郊外の農家でも地下教会の礼拝がひっそりと行われた。地下教会は、「反体制ネットワーク」に発展しかねない危険な存在とも現政権には映る。実際、この礼拝に集まったのは、人権活動家や、民主化運動にかかわって逮捕された人など、中国共産党の執政に失望、不満を持つ人ばかりだった。(北京 野口東秀)

郊外農家の礼拝 人権活動家、天安門事件関係者ら

 「あの男には注意して」。北京市中心部から車で約2時間の一軒家。25日午前、次々に人が集まり始め、十数人が集まったとき、ある出席者から耳打ちされた。

 50代の男は当局に礼拝を事後報告する疑いをもたれていた。出席者同士が信者の近況などを話していたが、その男が来た途端、「敏感な話」はピタリと止まった。私服の公安当局者も突然現れた。人数、顔ぶれの確認だろう。

 当局は、大規模な人数での開催だった場合は事前に阻止しただろう。この礼拝は人数的には許容範囲だったようだ。北京五輪を控え、表だって圧力を加えることは欧米の反発、批判を招き、国益にならないとの判断もあるだろう。

 地下教会信者の正確な実数は不明だが、共産党員に匹敵する「推定7000万人」との指摘もある。それだけに、「信仰の自由と言論の自由・民主化が結びつき、政権基盤を揺るがす危機感が中国共産党にはある」(信者)とみられる。

 実際、礼拝に参加した人々は口々に「中国の国旗と国歌はわれわれのキリスト教教義と相反する」「中国の民主・自由化を実現しなくてはならない」と話す。

 牧師は、民主化運動を弾圧した1989年の天安門事件をきっかけに信者となった劉鳳鋼氏(49)が務めた。

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25日、北京郊外の農家で行われた地下教会の礼拝。集まったのは人権運動家ら中国共産党の執政に不満を持つ人ばかりだった(野口東秀撮影)
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