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南京事件70周年式典に6000人 (1/2ページ)
【南京=前田徹】南京事件70周年記念式典が13日、拡張改修工事を終えた「南京大虐殺記念館」の広大な中庭で行われた。式典には北京から中国共産党中央対外連絡部副部長らが列席、海外からは日本の関係者約400人を含む532人が参列した。学生や人民解放軍兵士ら約6000人も式典に並んだ。展示のテーマは「歴史を忘れず、未来を切り開く」だが、10倍以上に拡張した展示場には虐殺の証拠とされる写真や証言が大量に展示された。
式典は空襲警報のようなサイレンとともに始まった。会場には30万人虐殺犠牲者と明記され、献花がズラリと並んだ。
今回の改修工事の目的について朱成山館長は11日に人民大会堂で行われた記者会見で「より多くの人が展示品を見ることができる。歴史を忘れずということだ。ただ平和を愛し未来を開くことも強調した」と説明した。30万人虐殺が改めて展示で強調されたことについては「南京裁判(南京戦犯軍事法廷)と東京裁判(極東国際軍事裁判)で確認され実証済み」と話した。
記念館は終戦40周年を記念して1985年8月に開館し、その後、断続的に拡張が行われ、2005年12月13日に今回の大規模改修工事が始まった。敷地面積は2・2ヘクタールから7・4ヘクタールに拡大、展示面積も800平方メートルから一気に9800平方メートルに拡張した。記念館によると、工事費は3億2800万元(約49億円)になった。


