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人身売買の実態を訴える李楊監督に聞く (2/2ページ)
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中国では改革・開放後、都市と農村の格差が拡大するに従って、女性は都会に出稼ぎにいき、貧しい農村の男性に嫁ぎたがらなくなった。これにより女性の人身売買市場が急激に拡大。「ピークは1990〜95年ごろで、この間に救出された女性は8万5000人と発表されたが、これは氷山の一角」という。
近年は販売先が売春窟にも広がり、最近も昨年6月から9月にかけて、夜間路上を歩いている女性13人を相次いで誘拐、レイプしたのち売春窟に売りとばした18人組の誘拐団の裁判があった。
背景には根強い男尊女卑思想、人身売買を取り締まる法律の不備、拝金主義の蔓延(まんえん)、地方官僚、公安当局の腐敗などが複雑に絡み合う。
李監督は今回はあえて中国当局の厳しい検閲を受け、海外で公開されるものとは結末の違う中国版を作ってまで、この映画の国内上映を決意。「中国人に、女性人身売買の背景にある問題を考えてほしい」という。