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中国玩具に冬の時代? 輸出減 倒産相次ぐ (1/2ページ)
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【北京=福島香織】今年、中国製玩具の安全が相次いで問題となったことで、世界玩具市場の75%を占める中国の玩具工場に淘汰(とうた)の波が押し寄せている。中国玩具生産の8割が集中するという広東省では、9月の輸出額が前月比577万ドル減の7億1000万ドルと初めて減少。人民元や原油価格の上昇もあって、省内の3割の玩具工場が倒産したといわれている。
中国国家品質監督検査検疫総局はこのほど、米国やオーストラリアで、誤って飲み込むと意識を失ったり、呼吸困難に陥るとして回収されたビーズについて、「毒性のある化学物質が、軟化剤として使用され、含有量は14・5%」と発表した。広東省深●(=土へんに川)市の製造工場は半月前から生産を停止し、周辺の玩具工場も閉鎖された。
中国では今年6月から9月にかけて、米玩具大手マテル社が、中国国内工場で委託生産していた玩具塗料に基準値以上に鉛が含有していたなどの欠陥が見つかり、3度にわたって計2100万個の商品の回収を行う事態も発生していた。
度重なる安全問題に加え人民元や原油価格の上昇で、玩具の原材料のプラスチックなどがこの1、2年で50%〜100%上昇。さらに広東省では近年、低賃金で劣悪な労働環境下にあった玩具工場が国内外メディアからたたかれたことから、賃上げや環境設備投資、労働時間短縮などの措置に迫られており、体力のない中小玩具工場が次々倒産しているという。
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