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中国が3大連休見直し 環境・交通に弊害で分散を検討 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:景気
中国が1999年から年に3回実施してきた大型連休の制度見直しに動いている。中国の3大連休は春節(旧暦で年により異なる)、5月1日の労働節(メーデー)、10月1日の国慶節(建国記念日)で、それぞれ1週間ずつ法定休日が設けられていた。しかし13億人を抱える中で、観光客の集中による景勝地の環境破壊や交通マヒなど、弊害も指摘されていた。休日を端午節や中秋節、清明節など、中国の伝統的な記念日に分散させる案が浮上してきている。(河崎真澄)
≪内需拡大も…≫
大型連休は、97年に発生したアジア通貨危機後の経済情勢の中で、消費喚起と内需拡大で中国の景気失速を防ぐことを目的に、99年に国務院(中央政府)が制度化。労働節(5月1〜7日)と国慶節(10月1〜7日)に加え、春節の法定休日を3日として、前後の土曜日と日曜日の休みを振り返る形で7日間の連休を定めたのが始まりだ。
経済成長を背景に観光ブームが起きたが、先月1〜7日の国慶節の連休では延べ観光客数が1億4600万人、観光収入は642億元(約1兆272億円)に達した。さらに期間中の国内小売総額は3500億元を超えたもようで、中国政府が経済成長の主軸に、従来の外資導入から移そうとしている内需拡大が、連休をテコに増大してきたことは事実のようだ。