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中国にウラン闇市場か 「山村住民が精錬」と報道
このニュースのトピックス:中国
中国広東省広州市で今年1月、ウランを売ろうとした男が捕まった事件に関連し、中国誌は、国内にウラン売買の闇市場があり、一獲千金を狙う住民により湖南省の山村でウランが精錬されている可能性を指摘した。
「鳳凰週刊」10月5日号によると、1月に捕まった男はウラン鉱山で知られる湖南省寧遠県の出身。同県では1950年代後半、政府の核兵器開発計画に沿ったウラン精錬が奨励され、硫酸などでウラン鉱石を処理して純度を高めた「イエローケーキ」を山村でつくった経緯がある。ウランの純度は60〜80%。
だが世界的な原発推進の流れからウラン需要が逼迫(ひっぱく)し、価格が高騰。イエローケーキの相場はかつての1kg当たり200元(約3000円)以下から、今年は3200元(約4万9000円)に。買い付けのため村に来る業者が20人程度いるという。
寧遠県では、昨年6月にも1t近いウラン鉱石をトラックで盗み出そうとした事件が発生、県政府はウラン鉱の違法採掘の取り締まりを強めたが、村にはその後も「現金先払いで買いたい」と問い合わせがあるという。
ウラン精錬は健康被害や水質汚染を招く恐れがある。核燃料に詳しい清華大の陳靖研究員は同誌に「広州の事件は発覚した一例にすぎず(精錬がほかにも広がっている)恐れがある」と指摘した。
寧遠県政府当局者は共同通信に対し「ウラン採掘は核兵器にかかわる重要案件で、違法採掘がないか毎月検査している」と強調した。
(共同)
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