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【トウ小平秘録】(91)第4部 第2の革命 幻の上海民兵蜂起 (1/3ページ)

2007.9.15 07:44
このニュースのトピックストウ小平秘録

 「王洪文(おうこうぶん)、張春橋(ちょうしゅんきょう)、江青(こうせい)、姚文元(ようぶんげん)反党集団罪証(材料之一)」と題した党中央の四人組事件捜査組による内部文書がある。四人組逮捕2カ月後の1976年12月に作成され、全国の幹部に配布された。

 全文約120ページ、4部構成で、74年以来の陰謀活動の証拠、証言、供述が写真入りで収容されている。中国の関係著述はこの文書を重要な資料にしているが、勝者側の都合のよい解釈、宣伝という面は否めない。

 毛沢東の死去(76年9月9日)前後からを対象にした第4部「国家最高権力奪取の陰謀活動」は、江青夫人らのスキャンダルから始まる。夫人が病床の毛沢東にカネの無心をしたとか、重体の報にもトランプに興じたといった証言だ。

 主席になる野心の「証拠」にされている一つは、毛沢東死去前の8月26日、市内の印刷工場や大学を訪問し、それを報道させて宣伝しようとしたこと。「江青同志、毛主席を代表し、首都人民を訪問」というタイトルの記事だったが、党中央が許可せず、掲載されなかった。

 9月16日付の人民日報など3紙誌の共同社説「既定方針通りやろう」は、毛沢東が76年4月、華国鋒(かこくほう)党第一副主席(肩書は当時、以下同)に述べた「過去の方針に照らしてやれ」の改竄(かいざん)とされた。四人組メンバーで、宣伝担当の姚文元政治局員が書かせたという。

 江青夫人が、毛沢東の秘書、張玉鳳(ちょぎょくほう)氏から、毛の文書2点を持ち去ったことも罪状に挙げられている。文書を自分に有利に改竄する狙いだったとされているが、中央弁公庁主任の汪東興(おうとうこう)氏の指示で回収、文書はすべて封印された。

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