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中国でがん患者急増 環境汚染や農薬原因か (2/2ページ)
このニュースのトピックス:汚染、公害
楊さんの村では、2000年以降、16人ががんで死亡、うち5人は今年1月から3カ月間に相次いで死亡した。近隣の村でもがん患者が増加。村人は、ゴム工場が垂れ流す汚水や農薬を疑うが実態は不明だ。水質汚染が目立つ淮河流域ではこうした村が増えている。
広東省韶関市の村でも、カドミウムなどの重金属による水質汚染により、20年間に人口の約10%に当たる約300人ががんなどで死亡。黒竜江省大慶市の工業地区ではがん患者に加え、脳障害を患った赤ちゃんが相次いで生まれた。
環境汚染とがんの直接的な関連について科学的な証明はされていないが、衛生省の専門家らは淮河流域で行った調査結果として「汚染物を垂れ流している企業と、がん死亡者が多い地区の分布が一致した」としている。
胡錦濤指導部は淮河流域での再調査を関係機関に指示するなど公害防止策を強めているが、北京の外交筋は「日本ですら深刻な公害を克服するのに数十年かかった。民主的チェック機能がない中国で解決するのは極めて困難」と指摘している。(共同)