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パキスタン 息を殺す異教の人々 脅かされる生命と信仰心 (1/4ページ)
このニュースのトピックス:脅迫・強要
イスラム原理主義武装勢力タリバンに対するパキスタン軍の掃討作戦で、大量の難民が発生していることは、5月21日付のEXで報じた。北西辺境州での戦闘は激しさを増しており、米国が本格的な人道支援に乗り出すなど国際社会も重大な関心を寄せる。一連の混乱でパキスタンの人々は住居を失っているだけでなく、信仰心までも脅かされているという。
■シーン1
「異教徒に死を」。男たちの怒号が戸外に響き渡った。インダス川河口の西側に位置するパキスタン南部の最大都市カラチ。この一画にあるキリスト教徒が居住するスラム街で幼子を抱える女性は、泣き叫ぶ赤ちゃんを直ちに眠らせなければならなかった。男たちに見つかれば、邪教を崇(あが)める者として生存も危うい。そのとき、鋼鉄製のドアが乱打され、扉の向こうに現れた男はいきなり発砲、女性は気絶してしまうのだった。
タリバンと戦う米国を支持しているはずのパキスタンだが、現実にはタリバンが国内に強い足場を築きつつあるとの見方もある。
AP通信は「宗教的な少数派への迫害が激しさを増すほど、タリバンの影響力が増大している証拠となっている」と指摘。過激分子の破壊活動も、タリバンの名を借りて頻発している状況だという。
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