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【インド特集】榎泰邦前インド大使(三井物産顧問)に聞く (1/2ページ)
このニュースのトピックス:世論調査・アンケート
約11億人の人口を抱える「世界最大の民主主義国家」、インドは高度経済成長を実現し、新興国の雄として注目されてきた。世界的な金融危機の影響により今年、成長の減速は避けられない見通しだが、その巨大市場に向けられた国際社会のまなざしはまだ冷めていない。
いまやアジア第3の経済規模にまで成長した“巨象”は、どこに向かうのか。産経新聞が今月、ニューデリー支局を開設し、その初代支局長として赴任するのを機に、日本との関係を中心にインドの今後を展望した。まずは、前駐インド大使の榎泰邦氏に語ってもらった。(田北真樹子)
日本の「インド再発見」が起こっていると思う。
冷戦構造下で、インドは旧ソ連陣営にあり、経済面でも国内市場保護政策をとるなど、日本にとっては縁遠い国だった。
戦後60年を経て、日本国内には第二次大戦にからむ「おわび外交」に疲れが出てきたが、アジアを見ると、総人口30億のうち、日本が負の遺産を持つのは15億人で、残る15億人はむしろ強い親日感情を持っている。その中心が旧英領のインドである。
インドで世論調査をすると、好きな国として一番に挙がるのは日本だ。
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