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【ムンバイ同時テロ】人質救出作戦続く タージマハルホテルは完全制圧
このニュースのトピックス:紛争・クーデター・革命
【シンガポール=宮野弘之】インド西部の商都ムンバイで起こった同時テロは、インド治安部隊が27日深夜(日本時間28日未明)、タージマハルホテルに立てこもっていた武装集団の3人を殺害し、同ホテルを完全制圧した。トライデントホテルでは外国人を含む人質が救出されたが、ホテル内に潜入した当局と武装集団のにらみ合いが続いている。同時テロによる死者数は125人、負傷者数は327人とされるが、死傷者の数は今後増える可能性が高い。
英BBC放送は28日早朝、トライデントホテルの18階に武装集団のメンバー2人が依然、立てこもっていると伝えた。同ホテルは治安部隊に包囲されている。また、ユダヤ教聖職者が人質になっているユダヤ教関連施設周辺でも治安部隊が人質救出作戦を展開中。両方の建物からは爆音や銃声が散発的に聞こえてくるという。
武装集団がどの組織に所属するかなど詳細は依然、不明だが、インドのPTI通信によると、治安当局は、タージマハルホテル内で拘束されたパキスタン人を含む武装集団メンバー3人はイスラム過激派の「ラシュカレトイバ」のメンバーだとしている。しかし、同派は今回の同時テロへの関与を否定している。
また、インド閣僚の1人はPTI通信に対し、武装集団が同時テロ前に、両ホテルにそれぞれ司令室を設け、警察官などの殺害や攻撃の対象を決め入念に下準備を行っていたと述べた。
26日夜に発生した同時テロでは、トライデントホテルで銃撃を受けた三井丸紅液化ガス関東支店課長、津田尚志さん(38)が死亡、同社東北支店長の結束達也さん(44)は軽傷を負った。
日本人7人を含む100人以上が依然、ホテルに閉じ込められているという。
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