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インド、初の月探査機打ち上げ 宇宙開発に本格参入 (1/2ページ)
【シンガポール=宮野弘之】インド初の無人月探査衛星チャンドラヤーン1号が22日午前6時20分(日本時間同9時50分)すぎ、同国南部アンドラプラデシュ州スリハリコタ島にあるサテッシュダワン宇宙センターから打ち上げられた。月探査衛星はアジアでは日本、中国に次いで3番目だが、今回は米欧各国の最新の観測装置を多数搭載し、2年間かけて観測した結果は各国に提供される予定で、その成果が期待されている。
サンスクリット語で「月の舟」を意味するチャンドラヤーン衛星は、国産ロケットに搭載されて打ち上げられ、地球周回後、月に向かい、計画通りだと、11月8日には月の周回軌道に到達する。
月周回軌道に着いた時点の衛星の重量は、590キロと小型だが、5つの国産観測装置以外に欧州宇宙機関(ESA)製3、米国製2、ブルガリア製1の計11の観測装置を搭載。上空100キロの軌道上からこれら観測装置を使い、2年間にわたり、月表面だけでなく、地下の鉱物資源の調査などを行う。また、衛星からインドの国旗を刻んだ観測装置を月面に打ち込み、衝撃や月面の土の成分なども観測する計画だ。
インド宇宙研究機関(ISRO)のナイール総裁は、PTI通信に「これまでの月探査は場所や目的が限られていたが、今回は月全体の地図の作成が可能だ」として、自信を見せている。
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