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ミャンマーで国民投票始まる 18年ぶりに投票

2008.5.10 10:23
このニュースのトピックスアジア・オセアニア
10日、ミャンマー南西部ラブッタの投票所に張り出されたリストで自分の氏名をチェックする住民ら(ロイター)10日、ミャンマー南西部ラブッタの投票所に張り出されたリストで自分の氏名をチェックする住民ら(ロイター)

 【バンコク支局】大型サイクロンに襲われ、死者、行方不明者6万人以上の被害が出ているミャンマーで10日、新憲法の賛否を問う国民投票が一部の地域を除き、始まった。投票は午後4時(日本時間同6時半)に締め切られる。国際社会は投票の延期を求めていたが軍事政権は強行した。海外からの救援活動の受け入れに消極的な態度や、被災地救済を後回しにして、新憲法の圧倒的多数の賛成による承認を目指す軍事政権の対応に、内外も含め強い批判が出ている。

 サイクロンの被害が甚大な中部ヤンゴンやエヤワディ両管区の47地区で24日に投票が延期された。結果発表がいつになるかは不明だ。

 新憲法案は、議会定数の約4分の1を軍人が占めるとするなど、軍の権限維持を盛り込んだ内容になっている。軍政は国営メディアを通じて有権者に賛成投票を呼びかけるキャンペーンを実施。僧院や各種教育機関に寄付を行うなどの「ばらまき政策」を行った。

 一方、自宅軟禁中のアウン・サン・スー・チーさん率いる国民民主連盟(NLD)は反対投票を行うよう国民に訴えているが、当局はNLD党員を一時拘束するなど、露骨な妨害活動を行ってきた。

 旧憲法は1988年の国軍によるクーデターで停止され、同国で投票が行われるのは1990年の総選挙以来18年ぶりとなった。新憲法は、有権者の過半数の賛成で承認されれば、2010年に総選挙が行われ、施行されることになる。

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10日、ミャンマー南西部ラブッタの投票所に張り出されたリストで自分の氏名をチェックする住民ら(ロイター)

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