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高波に「すべて奪われた」 避難生活、届かぬ支援 サイクロン直撃のミャンマールポ

2008.5.9 10:32
このニュースのトピックスアジア・オセアニア
8日、ミャンマー南西部ボガレイの僧院で、避難生活を送るサイクロンの被災者ら(共同)8日、ミャンマー南西部ボガレイの僧院で、避難生活を送るサイクロンの被災者ら(共同)

 暗闇の中、突然集落を襲った高波にのみ込まれ、散り散りになった家族。生き残った住民らは、満足な食料もなく、避難先の僧院で途方に暮れる。サイクロンが直撃したミャンマー南西部の最大被災地ボガレイに8日、入った。

 最大都市ヤンゴンから寸断された道路を車で走り、約5時間で現地に着いた。散在する集落は木造住居がほぼすべて倒壊していた。

 「集落が海の中に沈められたようだった」と40代の男性は振り返った。家族の手を取り、屋根に上ったが高波にのまれて頭を強打。男性と子ども2人は助かったが、妻とほかの子ども2人は遺体で見つかった。

 食料援助のヘリコプターに近づこうとする子どもを軍政当局者が制止し、建物に物資を運び込む場面もあった。食料不足が深刻化する中、当局者が援助用の米を横流ししているとのうわさも流れ始めた(共同)

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8日、ミャンマー南西部ボガレイの僧院で、避難生活を送るサイクロンの被災者ら(共同)
8日、ミャンマー南西部ボガレイの僧院で、腕にけがをして横たわる被災者(共同)
8日、ミャンマー南西部ボガレイ郊外で、米だけしかない昼食を取る被災者親子(共同)
7日、サイクロン被害に見舞われたミャンマー南西部ボガレイ近くの町で橋を渡る被災者(ロイター=共同)
7日、サイクロン被害に見舞われたミャンマー南西部ボガレイで、倒壊した住宅のがれきの間にたたずむ被災者(ロイター=共同)

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