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死者1万人超に サイクロンがミャンマーを直撃
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【バンコク=菅沢崇】ミャンマー軍事政権のニャン・ウィン外相は5日、ヤンゴン駐在の外交団などに対し、先週末、ミャンマーを直撃した大型サイクロンの犠牲者が1万人に上る可能性があると述べた。AP通信が伝えた。数千人が行方不明となっており、死者数はさらに増える見通しだ。被災地では停電や断水が続いている。また、ロイター通信によると、軍政が5日、世界食糧計画(WFP)当局者とヤンゴンで会談し、国連機関を通じた国際援助の受け入れに同意した。軍政が国際援助を受け入れるのは異例。
一方、軍政は同日昼、新憲法の是非を問う国民投票を予定通り10日に実施する方針を表明したが、同日夜になって6日に記者会見を開くと発表。投票日程に関する説明があるもようだ。
サイクロンは2日夜から3日にかけてミャンマーを直撃した。サイクロンが最初に上陸した中部エヤワディ管区のハインジー島では、激しい雨と洪水で約9万2000人が家屋を失ったとみられる。
ニャン・ウィン外相が外交団に明らかにしたところでは、ヤンゴンでも59人の死者が出ているという。各地では僧侶と住民が自力でがれきや倒木の撤去にあたっている。数十万人が家を失ったとの情報もある。
飲料水も不足しており、国際機関は伝染病の発生を懸念している。コメや食用油も高騰しているという。
軍政は3管区と2州を被災地域に指定し、テイン・セイン首相らがヤンゴンに災害対策委員会を設置し、復旧作業にあたっている。しかし、住民からは、軍政による救援・復旧作業が遅いとして不満が上がり始めているようだ。




