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【国のかたち キリバスから】??「一つの中国」は大迷惑 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:アジア・オセアニア
かつて80年代に米ソ角逐の場となった太平洋は、冷戦後のいま中国と台湾が承認を競う。現在、島嶼(とうしよ)国12カ国の帰趨(きすう)は6対6で互角だが、時々変わるので中台とも安心できない。
キリバスも2003年にアノテ・トン大統領が台湾を承認した。もっとも同大統領によれば、承認先を変えたのではない。
「台湾を承認しただけ。中国と断交したわけではありません。撤退は中国が決めたこと。『一つの中国』は中国の政策であって、キリバスのではありません。キリバスはどの国とも友好関係を望んでいます」
実はこれは大半の島嶼国の本音に近い。「一つの中国」はハタ迷惑なのだ。ただトン大統領のように言明できる指導者は少ない。
中台両方との友好を望むのは、島嶼国にとって開発援助(ODA)がそれだけ重要なせいもある。中台の援助は対照的だ。体育館などハコモノは中国、台湾は相手国からの要請主義が基本だ。

