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【ヒマラヤの風(1)】 ささやかで大切な祈り
このニュースのトピックス:地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
ストゥーパ(仏塔)に幾重にも結び付けられたタルチョ(祈とう旗)が、ヒマラヤ山脈を吹き抜ける風にあおられてばたばたと音をたてる。山の中に巨大な仏塔が突如出現する光景は、ルクラからエベレスト・ベースキャンプへ続く「エベレスト街道」の特徴でもある。
ネパール国民の約8割はヒンズー教徒だが、山岳地帯に住むシェルパ族などはチベット仏教を信仰している。ヒマラヤ山脈を自分の庭のように駆け回るシェルパは、仏塔や経文が刻まれた「マニ石」の左側を歩き、「カタ」と呼ばれるスカーフを道中のつり橋などに結び付ける。
安全や家族の幸福といった、ささやかだがとても大切な祈りが、彼らの暮らしの中に息づいていた。
文 木村さやか
写真 早坂洋祐
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世界最高峰・エベレスト登頂を目指すプロスキーヤー、三浦雄一郎さん(75)と歩くヒマラヤの姿を週1回お伝えします。






