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前回と同じルートにも「新しい所に挑む気持ち」 三浦さん (1/2ページ)

2008.4.12 21:08
このニュースのトピックス地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
ナムチェバザールの急な階段を下りる三浦雄一郎さん=3月31日、ネパール・ナムチェ(早坂洋祐撮影)  ナムチェバザールの急な階段を下りる三浦雄一郎さん=3月31日、ネパール・ナムチェ(早坂洋祐撮影)  

 世界最高峰・チョモランマ(8848メートル)登頂を目指すプロスキーヤー、三浦雄一郎さん(75)は、中国チベット自治区での騒乱や北京五輪の聖火のチョモランマ通過などのために、ネパール側からの登頂に計画変更を余儀なくされた。1970年のエベレスト大滑降、5年前のエベレスト登頂に続いて同じルートを3度登ることになるが、「36歳、70歳、そして75歳…と、登るルートは同じでも、山の表情も自分の状況も違う。自分へのチャレンジとして、全く新しいところへ挑む気持ち」と、冒険家の心はまっさらだ。(カトマンズ 木村さやか)

 ■固い決意

 「登るためにここに来たんだ」

 三浦さんは今後の相談をする隊員に、きっぱりとこう言った。実は、三浦さんは日本を出発するときから「チベット側かネパール側かは五分五分」と踏んでいた。チベット側からの登頂はほぼ不可能という情報が入ったのは、日本出発後間もなくのこと。ルート変更か、登頂自体の延期・中止か…。しかし、三浦さんの言葉からは延期や中止はありえないという強い決意が伝わってきた。

 チベット側からの登頂を申請していた日本の公募隊が「不可能」との返答を受け取ったという情報を聞いたときでさえ、三浦さんは「チベット側から登るのが三浦隊だけになったら、シェルパの数を増やさないといけないかな」という形で心配し、ぎりぎりまで「ネパール側から」とは口にしなかった。

このニュースの写真

ナムチェバザールの急な階段を下りる三浦雄一郎さん=3月31日、ネパール・ナムチェ(早坂洋祐撮影)  
一緒に登山をするシェルパを一同に集め挨拶をする三浦雄一郎さん=6日午後1時45分(現地時間)、ネパール・カトマンズ(早坂洋祐撮影)
エベレスト街道を荷物を運ぶシェルパと、エベレスト(8848メートル:左奥)とローツェ(8414メートル:右)=3月25日、ネパール・ナムチェ近郊(早坂洋祐撮影)   

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