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【グローバルインタビュー】マレーシア元副首相「野党躍進は50年に一度の変化」 (4/4ページ)
このニュースのトピックス:グローバルインタビュー
−−民族衝突の懸念は
「選挙が終わってからしばらく、対立をあおるようなマレー系勢力もいたが、結局、衝突は起きなかった。69年の暴動の再現を狙ったのだろうが、うまくいかなかった。以前はマレー系と華人の衝突もあったが、今はない。私はマレー系だが、華人やインド系と協力してやっている。私たちはマレー系の野党でも、華人の野党でもインド系の野党でもなく、マレーシアの野党なのだ」
−−ペナン州では実際にUMNO支持者らのデモが起きたが
「集まったのは600人に過ぎない。私なら明日、10万人を集めることができる。UMNOがバスを用意し、参加料を支給しても、600人しか動員できなかったのだ。心配する必要もない。過剰に対応するのではなく、無視することにしている」
−−野党が過半数を制した一部の州では政権人事をめぐって足並みが乱れた
「政党がいくつも集まれば、いろいろな意見が出て当然。UMNOと違って私たちは話し合いで解決している。UMNOだって、党内に多くの問題を抱えている。政権を握った州では野党間で協力しているし、これからもそうだ」
◇
■アンワル・イブラヒム氏 ペナン州出身。マハティール政権下でUMNO副総裁や副首相を務め、有力な首相候補とみられたが、マハティール氏と対立。1998年に解任、逮捕され、2004年に釈放された。権力乱用罪で有罪判決を受け、今年の4月15日まで公民権が停止している。

