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与党が激減、首相窮地に マレーシア総選挙

2008.3.9 08:31
このニュースのトピックスアジア・オセアニア

 マレーシア選挙委員会によると、8日投票された下院(定数222、小選挙区制)総選挙は9日未明までの開票で、219議席が確定、与党連合の国民戦線が137議席を得て過半数を確保したが、解散時の199議席を大きく減らした。

 アブドラ首相が目標とした148議席(全議席の3分の2)に達しないことが確定。首相の求心力低下は必至だ。

 野党はアンワル元副首相らの人民正義党が31、中国系主体の民主行動党が28、イスラム急進派の全マレーシア・イスラム党が23議席を得た。

 マレー人優遇政策に反発する中国系やインド系だけでなく、国民戦線を主導する統一マレー国民組織(UMNO)周辺の利権体質や物価上昇に不満を持つマレー人の票が、野党に流れたとみられる。

 首相は「組閣のため、国王との会見を調整したい」と記者団に語り、政権担当への意欲を示した。

 同時に行われた12州の州議会選でも、野党がクランタン、ペナン、首都近郊スランゴールなど5州で勝利。これまでクランタン州だけだった野党の州政権が増える見通しとなった。(共同)

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