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ヘルメット着用率99%に ベトナムで義務化、一夜で風景一変 (1/2ページ)

2008.1.22 18:06
このニュースのトピックスアジア・オセアニア
ヘルメット着用義務化後のハノイ中心部。バイク運転者は皆ヘルメットをかぶっている=10日(共同)ヘルメット着用義務化後のハノイ中心部。バイク運転者は皆ヘルメットをかぶっている=10日(共同)

 ベトナムの路上の風景が昨年12月15日から一変した。最も代表的な庶民の足であるバイクの運転者にヘルメット着用が義務付けられたためだ。ベトナム運輸省によると、1カ月が経過した今月中旬の着用率は全国平均で約99%。義務化の前日まで、ほとんどが“ノーヘル”だっただけに、同省幹部は「予測もしていなかった高い着用率」と驚きを隠さない。

 ベトナム国内のバイク台数は約2100万台(2007年)で自動車の約100万台を大きく上回る。東南アジア随一の経済成長率を遂げる中、バイク台数は毎年200万台のペースで伸び続け、特にハノイや南部ホーチミンなど大都市では朝夕の渋滞が深刻化。交通事故の死者数は昨年、約1万2000人にも達し、1990年の時点から5倍以上に増えた。

 ベトナムでは長らくヘルメットは嫌われてきた。「近所に買い物に行くだけなのに面倒」「脱いだ後の置き場に困る」「夏は40度近い暑さの中でかぶっていられない」などがその理由。政府は95年以降、行政命令などでヘルメット着用を呼び掛けてきたが、国民の根強い反発もあり定着してこなかった。

 政府は交通事故死削減を目指し、昨年9月から都市間を結ぶ主要道でヘルメット着用を義務化。同12月15日からは全国すべての道路で義務化し、未着用者には10万〜20万ドン(700〜1400円)の罰金を科す厳罰方針を打ち出した。

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ヘルメット着用義務化後のハノイ中心部。バイク運転者は皆ヘルメットをかぶっている=10日(共同)
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