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日本捕鯨船を「テロリスト」と非難 反捕鯨団体

2008.1.17 11:20
このニュースのトピックス捕鯨
南極海で、「第2勇新丸」に薬品の入った瓶を投げるシーシェパードの活動家=15日(日本鯨類研究所提供・共同)南極海で、「第2勇新丸」に薬品の入った瓶を投げるシーシェパードの活動家=15日(日本鯨類研究所提供・共同)

 日本の調査捕鯨船「第2勇新丸」に無断で乗り込み、拘束された男性活動家2人が所属する米環境保護団体「シー・シェパード」が、「捕鯨船がクルーをさらって人質に取っている」との声明を出し、対決姿勢をさらに強めている。日本側は2人を引き渡すと表明しているが、団体側は、調査捕鯨船団を「密猟者」「テロリスト」呼ばわりした上で、「テロリストグループとの交渉には、まったく関心はない」と応じようとしていない。

 シー・シェパードは2人が第2勇新丸に乗り込んで拘束される様子を、高速ゴムボートやヘリコプター上から撮影。こうした独自の証拠映像や他のクルーの証言などをもとに、事件が発生した15日夕から16日まで計6回にわたり、公式HPなどで声明を発表している。

 それによると、2人は「南極海の捕鯨禁止海域で、違法に鯨を殺していることを知らせるために乗り込んだ」と説明。クルーが第2勇新丸のデッキに「悪臭弾」を投げ入れ、船のまわりに網をくくりつけて航行をやめさせようとしたことを認めながらも、「人質を解放させるためだった」と理由を明らかにしている。

 2人を拘束したことについては、「さらって人質にとった。2人は暴行を加えられ、レーダーのマストに縛りつけられた」と主張。日本側は2人の解放に、今後、捕鯨調査活動の邪魔をしないことを条件につけているとし、団体の活動船のポール・ワトソン船長が「人質を使って要求してくるのは、テロリズムのお家芸だ。人質は無条件で解放されるべきなのだ」と述べている。

 日本側は「合法的な活動に対する誠に危険な行為」と強く非難。しかし、2人に「船舶に危害を与える意図はない」として、団体側に引き渡しを決めている。

    (佐々木正明)

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南極海で、「第2勇新丸」に薬品の入った瓶を投げるシーシェパードの活動家=15日(日本鯨類研究所提供・共同)
「第2勇新丸」に侵入し拘束されたシーシェパードの活動家=15日(日本鯨類研究所提供・共同)

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