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タクシン氏夫人が帰国

2008.1.8 20:45
8日、タイの首都バンコクで、最高裁に連行されたタクシン前首相のポッチャマン夫人(ロイター)8日、タイの首都バンコクで、最高裁に連行されたタクシン前首相のポッチャマン夫人(ロイター)

 【バンコク=菅沢崇】一昨年9月のクーデターで失脚し、国外での生活を続けるタクシン前首相の妻、ポッチャマン夫人が8日、単身で香港からタイに帰国。一時身柄を拘束されたが、その後、保釈が認められた。先の総選挙で勝利した前首相直系の「国民の力党」による連立工作が大詰めを迎える中、タクシン氏帰国の際の処遇をさぐる意図があるとみられる。

 夫人はバンコク国際空港到着後、直ちに警察当局に身柄を拘束された。しかし、移送先の最高裁で国有地購入に関する汚職容疑について保釈金500万バーツを支払い、保釈された。法務省特捜局にも出頭し、別に嫌疑をかけらている証券取引法容疑に対しても100万バーツの保釈金を支払った。

 一方、タクシン氏は同日、夫人の帰国についてコメントを発表。先に亡くなったプミポン国王の姉、ガラヤニ・ワタナー王女に対し、弔意を示すことと彼女への汚職嫌疑を払拭(ふっしょく)することなどを挙げた。

 ポッチャマン氏は2003年、バンコクでタイ中央銀行の競売によって土地5・3ヘクタールを市価を大幅に下回る7・7億バーツで落札。検察当局が昨年6月に汚職防止法違反容疑で夫妻を起訴したが、同氏は当局の訴追への動きが強まるにつれて昨年にはタイを離れ、英国に滞在するタクシン氏に合流していた。

 タクシン氏の弁護士はタクシン氏本人の帰国のめどについて4月中旬ごろまでに果たしたいとしている。

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8日、タイの首都バンコクで、最高裁に連行されたタクシン前首相のポッチャマン夫人(ロイター)
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