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米軍基地乱射 9年越し対テロ戦争の米国社会に激震  (1/2ページ)

2009.11.8 01:05
このニュースのトピックス米国

 【ワシントン=山本秀也】米テキサス州のフォートフッド陸軍基地で米兵13人が死亡した銃乱射事件は、「安全が確保されたはずの国内基地での惨劇」(ニューヨーク・タイムズ紙社説)として、9年越しの対テロ戦争を支えた米国社会に激しい衝撃を広げている。当局の公式検証を待たず、米メディアはわずか4分で丸腰の新兵らを虐殺した中東系のニダル・マリキ・ハサン軍医少佐の凶行について、詳細な報道を24時間態勢で続ける構えだ。

 米CNNテレビは、5日の事件発生からほぼすべての番組で事件を報道。「現場に到着したときには、まさに修羅場だった」という現場警察官のコメントなどを伝えた。被害者の多くが10代の新兵だったことで、多くの主要紙があどけなさの残る生前の写真を掲載し、「19歳になったばかりなのに」といった遺族のコメントを報じた。

 イラク、アフガニスタンで対米攻撃による犠牲を出す米軍内部でも、後方基地での身内による犯行には衝撃を隠せない。6日記者会見したケーシー陸軍参謀総長は、中東系の兵士への報復を懸念しつつ、「憶測での判断を避けるよう部隊指揮官に指示した」と語った。

 米社会の衝撃は、少佐による犯行状況が明らかになるにつれ、エスカレートする様相を強めている。

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