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軍基地乱射犯「アラーは偉大なり」 「自爆テロ」まねる?
このニュースのトピックス:米国
【ワシントン=山本秀也】米兵13人が死亡したフォートフッド米陸軍基地(テキサス州)での銃乱射事件で、実行犯のニダル・マリキ・ハサン軍医少佐が、犯行現場で「アラー・アクバル」(アラーの神は偉大なり)と叫ぶなど、イスラム教への傾倒を強めていたことが6日、さらに明らかになった。犯行直前には隣人に別れのあいさつをするなど、生還を期さない「自爆テロ」式の犯行だったことも浮かび上がっている。
コーン同基地司令官によると、現場に居合わせた米兵への聞き取り調査で、乱射を始める直前にハサン少佐が、「アラー・アクバルとアラビア語で叫ぶのを聞いた」とする複数の証言が得られた。犯行当時、現場にはワクチン接種を受ける米兵約300人が整列しており、発砲で次々と撃ち倒されたという。
AP通信は捜査関係者の話として、犯行に使用された拳銃が5・7ミリ口径の極めて貫通力の高い型式だったと伝えた。この拳銃弾は防弾チョッキを貫通する威力があることから米国でも所持が規制されているが、ハサン少佐は現役軍人の身分を利用し、私物として購入した。
犯行を事前に準備していたことは、身辺を整理していたことでも明らかになっている。宿舎近隣の女性は、犯行前にハサン少佐の訪問を受け、イスラム教の聖典コーランを譲られたという。
犯行にイスラム原理主義の影響が見えてきたことで、ケーシー米陸軍参謀総長は6日、陸軍内の中東系兵士らの存在に触れ、「報復を心配している」と語った。銃撃戦で負傷したハサン少佐の容体は安定しており、テキサス州内の別の病院に同日移送された。
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