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高校生ハッカーをサイバー戦士に 米国で人材発掘コンテスト始まる (1/2ページ)

2009.9.6 17:36
このニュースのトピックスフリーター・ニート
SANS研究所のアラン・パーラー代表SANS研究所のアラン・パーラー代表

 コンピューターへの不法侵入などを得意とするいわゆる「ハッカー」の若者たちに技量を競わせる中で、国を守る“サイバー戦士”を発掘・育成しようという「サイバー・チャレンジ・コンテスト」が全米で始まった。米国防総省などが主催する。競技の立案者の1人、アラン・パーラー氏は産経新聞のインタビューに応じ、「中国などに比べ米国の人材育成は遅れている。反社会的存在と見なされがちだったハッカーたちを活用する必要がある」と、人材発掘の重要性を強調した。(メリーランド州ベセスダ 松尾理也)

 同コンテストは、ソフトウエアの脆弱(ぜいじゃく)性を攻撃したり、相手方のコンピューターに進入したりといった、通常は好ましくないとみなされる「ハッキング」の技量を競うもの。対象は高校生や大学生。勝者はもちろん、競技の過程で、ハッカーとして見込みのある人材を発掘するのが目的だ。

 コンテストを担当するシンクタンク、SANS研究所(メリーランド州ベセスダ)代表を務めるパーラー氏は「ハッキングは悪であると同時に、現代社会にとっては不可欠な技能でもある。そうした才能を発掘する仕組みが、今回のコンテストだ」と話す。

 パーラー氏によると、中国では人民解放軍が毎年サイバー戦の競技会を行うなど、国家的規模で人材発掘の試みが続けられている。過去には、中国でのコンテストの優勝者が米国防総省のコンピューターに侵入した形跡も確認された。

 パーラー氏は現状を、1957年に旧ソ連が人類初の人工衛星スプートニク1号の打ち上げに成功し、先を越された米国で危機感が高まった「スプートニク・ショック」に例える。

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SANS研究所のアラン・パーラー代表
サイバー戦士発掘を目指す「サイバー・チャレンジ・コンテスト」の募集ポスター

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