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北ミサイル迎撃、MD計画の過信は禁物 コイル米元国防次官補に聞く (2/2ページ)
−−キーティング司令官は実験の成果を強調した
「このシステムはもともとイージス艦自身やその周辺を防御するために開発されており、迎撃可能範囲は狭い。実験ではよい確率を残しているが、標的にあたるよう『台本』が設定されていた。迎撃するには、飛行するミサイルの近くにいないといけない」
−−ミサイルが軌道を外れ、日本の領土に落下してきた場合、迎撃は可能か
「2001年初頭、発射に失敗し、回転しているミサイルの一部を迎撃する実験が計画されたが、いまだに実現されていない」
−−アラスカ州とカリフォルニア州に配備されている地上配備型迎撃ミサイルが、迎撃する可能性は
「これまで14回迎撃実験を行い7回成功した。成功の確率は5割といえるかもしれないが、過去5年間でみると、6回の実験で4回は事実上失敗だった」
−−キーティング司令官らは迎撃に自信を示した
「20回以上実験に成功しなければ、MDが効果的ということにはならない」
−−日本は米国のMD計画に積極的に参加してきた。見直す必要があるか
「日本の人たちがMDがあるから大丈夫と安心してしまうことを懸念する。日米がMD計画に協力していること自体は同盟関係にとってもよいことだと思う。ただ、計画に巨額の費用をかけすぎないことだ」

