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北ミサイル迎撃、MD計画の過信は禁物 コイル米元国防次官補に聞く (1/2ページ)
北朝鮮が「人工衛星」と称し長距離弾道ミサイルを発射した場合、日米のミサイル防衛(MD)は機能するか。キーティング米太平洋軍司令官が24日の下院軍事委員会公聴会で「大統領が命令すれば、米領土と同盟国を守る準備はできている」と述べるなど、米軍高官からは対応に自信を示す発言が相次いでいる。これに対し、クリントン元政権下でミサイルなどの運用実験・評価を担当したフィリップ・コイル元国防次官補は「不確かなシステムに頼り切るべきでない」と強調する。コイル氏にその理由を聞いた。(ワシントン 有元隆志)
−−発射前にミサイルか人工衛星の打ち上げかの見分けはつくのか
「衛星ならば、ミサイルの弾頭より大きい。形状をみればわかる」
−−発射前に確認ができない場合、発射後どの時点で判別ができるか
「ロケットでも弾道ミサイルでも打ち上げ当初は地球の自転に沿って上昇するので見分けはつかない。1分後ぐらいにロケットとミサイルでは上昇角度が変わってくる」
−−北朝鮮が夜間に発射した場合の探知は
「早期警戒衛星は発射を探知できるが夜間や悪天候では感度は高くはない。より性能の高い宇宙空間赤外線システム(SBIRS)衛星などの配備は計画より遅れている。仮に衛星なら、米国などのように好天候で実施するだろう」
−−日米のイージス艦に配備されている海上配備型迎撃ミサイル(SM3)で迎撃する可能性は
「日米が迎撃するとは想像できない。イージス艦による迎撃の問題点はミサイルの速度が遅いことだ」
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