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【週刊ハリウッド】プレスリーにパバロッティ…誕生! グラミー博物館、音楽の新たなメッカとなるか (2/2ページ)
ただし、博物館側は「単に名品、珍品を集めたというだけでなく、むしろ実際に音楽に触れ、その歴史とすばらしさを感じることができるような施設をめざした」と話す。たとえば、「音響革命」と題したインタラクティブ展示では、円筒式のレコードから現代のサラウンド音響まで、技術の進化が体感できる。博物館のロバート・サンテリ事務局長は「最新技術を活用し、私たちが伝えたいと思っているメッセージやストーリーがより明確に観客に伝わるはず」と自信を示す。
このグラミー博物館は、かつては荒廃が顕著だったロサンゼルスのダウンタウンの再開発計画として進められている「LAライブ」計画の一環としてオープンした。「エンタメ」が都市の“DNA”ともいえるロサンゼルスで、音楽の分野でも世界的な集客力を持つ施設を作りたい−。博物館の建設には、そんな野心が込められている。
さて、来年2月8日に発表される第51回グラミー賞には、米黒人ラップ歌手リル・ウェインが最優秀アルバム賞を含む最多8部門、英人気ロックバンドのコールドプレイが7部門でそれぞれノミネートされた。10月に家族が悲劇的な死を遂げたジェニファー・ハドソンも4部門でノミネートされている。
日本勢としては、「コーネリアス」として活動する音楽家、小山田圭吾が手掛けた「Sensurround+B−Sides」がサラウンド・サウンド賞にノミネートされた。受賞すれば、1989年のオリジナル映画音楽賞の坂本龍一、2001年のニューエイジアルバム賞の喜多郎に次ぐ快挙となり、こちらも目が離せない。
博物館には、そうした華やかなグラミー賞授賞式の舞台裏をのぞくことができる仕掛けもたっぷり盛り込まれている。エンタメの街、ロサンゼルスにまたひとつ、新しい魅力が加わった。(ロサンゼルス 松尾理也)







