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オバマ次期大統領、日欧など首脳と電話会談 7日には初会見
【ワシントン=山本秀也】米次期大統領に決まった民主党のオバマ上院議員は6日、日英仏など9カ国の首脳と電話会談し、新政権との関係強化などを要請した。新政権の始動を急ぐオバマ氏は同日、大統領首席補佐官にラム・エマニュエル下院議員(48)を正式指名したほか、7日にはクリントン政権の閣僚経験者らで作る経済チームとの会合後、シカゴ市内で当選後初めて記者会見し、新政権の指針や構想などを明らかにする。
オバマ氏と電話会談したのは、このほか韓国、オーストラリア、カナダ、ドイツ、イスラエル、メキシコの各首脳。近隣諸国のほか、海外の同盟国を重視する姿勢を示した形だ。オバマ氏はこの日、米情報当局から情報工作に関する機密事項の説明も受けた。
新政権の番頭役となる首席補佐官には、エマニュエル氏が選挙終了直後から最有力視されていた。指名にあたっての声明で、オバマ氏は「同氏の懸案処理能力は卓越している」と、高く評価した。
エマニュエル氏は、クリントン政権の上級顧問を務め、現在はオバマ氏と同じイリノイ州選出の下院議員。民主党が議会の主導権を握った2006年の中間選挙で、民主党選対の中心的な役割を担うなど、政局運営や政権の実務に精通している。
一方、シカゴで会合する経済チームには、サマーズ元財務長官、デーリー元商務長官らクリントン政権の閣僚経験者が多数加わっている。会合には次期副大統領のバイデン上院議員も加わり、当面の最重要課題である金融危機への新政権の対応策などを検討する。
オバマ氏は、週明け後の10日、当選後初めてホワイトハウスをミシェル夫人とともに訪ね、ブッシュ大統領夫妻と会う。ホワイトハウス当局者によると、大統領との会談では金融危機、イラク問題が主な議題となるほか、ローラ大統領夫人は、ファーストレディーとしての心得などを伝授する。

