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同性婚禁止提案可決に各地で抗議デモ、モルモン教会が標的に

2008.11.7 09:44

 【ロサンゼルス=松尾理也】同性婚を禁止する住民投票が可決されたカリフォルニア州で6日、同性愛者の権利擁護団体らによる抗議活動が相次いだ。中でも同性婚反対の立場から信者らが選挙戦に多額の資金を注ぎ込んだとされる末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教会)が抗議の標的とされ、同ロサンゼルス教会には約3000人が集結し抗議を繰り返した。

 この日午後、同性婚支持陣営の事務局が正式に敗北を認めたことを受け、各地でデモが活発化した。抗議側は声明で、「同教会は1500万ドル(15億円)の資金を提供し、提案可決に主導的役割を果たした」と主張し、「いかなる宗教的信条も人権侵害のために用いられるべきではない」と非難した。

 同教会広報担当者は「教会は同性婚反対の立場を信者に伝えはしたが、組織として選挙戦に資金を寄せた事実はない」としている。同教会は住民投票の結果を受け、「同性婚には反対するものの、同性愛者に対しいかなる敵意も持っていない」との公式声明を出し、沈静化に務めている。

 ロサンゼルスでは5日夜に同性愛支持者が行った街頭デモで7人が逮捕されるなど衝突が起きており、ロス市警は厳戒態勢を敷いている。同性愛者たちが多く集まるサンフランシスコでも市庁舎周辺でろうそくデモが行われ、一触即発の状態が続いている。

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