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【週刊ハリウッド】民主党全国大会とセレブ、オバマに得か損か (2/2ページ)
このニュースのトピックス:オバマ次期米大統領
オバマ氏の写真はビートルズのジョン・レノンやゴア前米副大統領、マハトマ・ガンジーの写真と同時に映し出されたのだから、冗談ではすまない。マケイン陣営はさっそく「常軌を逸している」と怒りのコメントを発表。「オバマ氏を応援するセレブたちは、中傷や攻撃にも限度がある、ということをわきまえていないようだ」と、セレブたちを切り捨てた。
ヒトラーになぞらえられては、マケイン氏もだまっていられまい。ただし、このマドンナ事件をめぐっては、むしろ抗議する側のマケイン陣営の方に、喜々とした印象がある。
マドンナによるマケイン氏批判が、そもそもオバマ氏の追い風になるのかどうか。むしろ、逆効果ではないか…。
こうした反省は、セレブたちの間にもあるようだ。米紙ニューヨーク・デーリー・ニューズによると、デンバーにセレブたちが大挙して押し寄せているにもかかわらず、実際の党大会に登場する場面は意図的に押さえられているという。
同紙は、「オバマ氏が当選することが一番大事」との米女優、リン・ホイットフィールドのコメントを伝えた。
もっとも、セレブたち自身がそれほど純粋にオバマ氏を応援しているのか、との疑問もある。
米シラキュース大のロバート・シンプソン教授はロイター通信に対し、「マドンナは極めて頭のいいビジネス・ウーマン。彼女はこれまでさまざまな騒動を巻き起こしてきたが、すべて完璧な計算に基づくもので、彼女自身が被害を受けたことは一度もなかった」と話している。
セレブたちは熱狂的にオバマ氏を応援しているようでいて、実はオバマ・ブームをしたたかに利用してもいるのかもしれない。(デンバー 松尾理也)
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