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【グルジア紛争】EU首脳会議前に欧米分断狙うプーチン (1/2ページ)
このニュースのトピックス:核・ミサイル事情
【モスクワ=佐藤貴生】ロシアのプーチン首相が29日までに相次いで欧米メディアのインタビューに応じ、グルジア紛争への対応をめぐって厳しい対米批判を展開した。首相はその一方で、「米国の外交方針に同調しても、得るものは何もない」と述べて欧州の出方を牽制(けんせい)した。来月1日の欧州連合(EU)緊急首脳会議を前に、ロシア批判の急先鋒(せんぽう)である米国と欧州の間にくさびを打ち込む狙いがうかがえる。
プーチン首相は28日に米CNNテレビ、29日に独ARDテレビのインタビューに応じた。この中で首相は、グルジアでの戦闘時、同国に駐在する米軍事顧問は「射撃練習場や訓練所にいるべきなのに、戦闘地域にいた」と指摘し、米国を暗に批判した。また、「紛争とは無関係」としたうえで、ロシアに鶏肉を輸出している米国の48企業が衛生基準を満たしておらず、近く輸入禁止もしくは改善を求める方針も明かした。
一方、欧州向けのエネルギー供給について首相は、「冷戦まっただ中の1960年代から、経済上の問題を政治問題にしたことは一度もない」などと述べ、今後も安定供給する意向を表明した。関係悪化を受けて石油・天然ガスの供給を絞り込むのでは−との欧州側の懸念の払拭(ふつしよく)に努めた。
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