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ペイリン氏劇的なデビュー 米共和党女性副大統領候補 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:オバマ次期米大統領
【ワシントン=渡辺浩生】米共和党大統領候補に指名が確実なジョン・マケイン上院議員(72)は29日、副大統領候補にアラスカ州の女性知事、サラ・ペイリン氏(44)を起用すると発表した。地元で政治刷新に取り組む「保守派のマドンナ」は、陸軍兵士からダウン症の乳児まで5人の子の母。無名だが多彩な表情を持つ共和党初の女性副大統領候補のデビューは、全米メディアの話題を独占中だ。
「私は普通のホッケー・ママ(子供を地元のホッケーチームに通わせる母親)だった」。ペイリン氏は29日、オハイオ州デイトンでの集会で、夫のトッド氏と4人の子供とともに登壇し、自己紹介した。
幼いころアイダホ州からアラスカ州に移住。高校時代はバスケットボールの選手で地元の美人コンテストで優勝した。アイダホ大学卒業後、アンカレジのテレビ局キャスターを務め、その後夫と漁業に従事した。ハンティングが趣味で、全米ライフル協会(NRA)終身会員でもある。
地元ワシラ市で子供の学校のPTA活動に熱中していた1992年、同市議に選ばれ政治の道へ。同市長から2006年に女性初かつ最年少の同州知事に一気に駆け上がった。
アラスカ州は、石油・天然ガスが豊富なゆえに、業界と地元政治家・官僚との癒着や汚職が絶えず、連邦捜査局(FBI)の捜査対象にもなった。ペイレン氏は、政治倫理法の制定や利益誘導型支出の撲滅などの改革に取り組み始めた。
州内の支持率は80%。この政治姿勢が、「ワシントンの既成政治の刷新を」と主張するマケイン氏の目にとまる結果となった。
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