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グルジア問題で、ウクライナが側面支援黒海艦隊の通行の事前通告要求
このニュースのトピックス:核・ミサイル事情
【モスクワ=佐藤貴生】ウクライナ軍のキリチェンコ参謀総長は14日、ロシア黒海艦隊の行動を厳しく監視する方針を表明した。グルジア紛争で黒海艦隊はミサイル巡洋艦などをグルジア近海に配置、海上からグルジア側に圧力をかけていた。ウクライナのユシチェンコ政権はグルジア同様、ロシアとの関係が冷え込んでいる親欧米派で、今回の措置には米国とグルジアを側面支援する狙いがある。
インタファクス通信などによると、監視強化の方針は13日、ユシチェンコ大統領が大統領令で打ち出した。
ロシア黒海艦隊はウクライナ領セバストポリに司令部があり、大統領令は基地を出入りするロシアの艦船や航空機は、その72時間前にウクライナ側に届ける必要があるとしている。
セバストポリの基地をめぐって、ウクライナは1997年、20年間にわたりロシア側に貸与することで合意していた。ロシア外務省はウクライナの決定を受け、「(当時の)合意の精神に反する」などと批判した。
一方、グルジアのサーカシビリ大統領は14日深夜、ロシア軍は「グルジア領の3分の1を占領した」と述べてロシア側を非難した。
グルジア内務省当局者はロシア軍が西部ポチとセナキ、首都トビリシの北西60キロにあるゴリに引き続き駐留していると述べた。セナキから約50キロ離れた街クタイシにも向かっているとの情報もあったが、当局者は調査の結果、確認できなかったとしている。
ライス米国務長官は15日、訪問先のフランスからトビリシ入りし、サーカシビリ大統領と会談する。ロイター通信によると、ライス長官はロシア軍のグルジアからの早期撤退のため、サーカシビリ大統領に対し、仏露首脳が12日に策定した6項目の「和平原則」への署名を求める見通しだ。
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