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米軍支援物資が到着、露と対峙へ グルジア紛争
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【モスクワ=遠藤良介】グルジア紛争は14日、ロシア軍が先に合意した停戦条件に反し、グルジア中部まで部隊を侵攻させ続けていることが明白となった。国際社会が調停の動きを本格化させている中、停戦合意の実効性に大きな疑問符がつけられた形だ。一方、グルジアの首都トビリシには人道支援物資を積んだ米軍のC17輸送機が到着。米国が本格的なグルジア支援に乗り出したことで、グルジア領内で米露両軍が対(たい)峙(じ)する構図が鮮明となった。
ロシアのラブロフ外相は13日、国防省や外務省の度重なる否定声明を翻し、部隊が中部のゴリと西部セナキに駐留している事実を認めた。グルジアでは同日、ロシア軍の装甲兵員輸送車など約50台が首都方向に移動しているのが確認されていた。ロイター通信は14日、ロシアの戦車部隊が西部の港湾都市、ポチにも入ったことを報じた。
メドベージェフ露大統領は12日、サルコジ仏大統領の停戦調停に応じ、交戦前の位置まで部隊を撤収させることに同意していた。グルジアは、ロシア軍が停戦合意に違反し、ゴリなどで略奪行為を働いていると批判している。グルジアのサーカシビリ大統領は13日、米軍の支援について「グルジアの港湾と空港は、人道その他の使命を全うするため、米軍の統制下に入る」と期待感を示した。
他方、メドベージェフ大統領は14日、クレムリン(露大統領府)でグルジアの独立派地域であるアブハジア自治共和国と南オセチア自治州の指導者と会見、両地域の独立を承認する用意があると言明した。
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