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ロシア、グルジア大統領の退陣要求 安保理、米ロ対立鮮明に 戦闘停止決議案提出も

2008.8.11 09:08
このニュースのトピックス米国
10日、グルジア・南オセチア自治州の州都ツヒンバリから避難する地元住民ら(ロイター)10日、グルジア・南オセチア自治州の州都ツヒンバリから避難する地元住民ら(ロイター)

 【ニューヨーク=長戸雅子】国連安全保障理事会は10日、ロシアの軍事介入で深刻化するグルジア情勢について公開協議を行い、米国のハリルザド国連大使は、ロシアのラブロフ外相がライス国務長官との電話会談で、グルジアのサーカシビリ大統領の退陣を望む考えを示したことを明らかにした。

 ラブロフ外相はライス長官との電話協議でグルジアの親ロシア派分離地域、南オセチア自治州からのグルジア軍撤退が先決との考えを改めて強調し、「サーカシビリは去らなければならない」と述べたという。

 ハリルザド大使は「(発言は)到底容認できず、一線を越えている」と非難。

「ロシアの目的はグルジアの政権交代なのか」とロシアのチュルキン大使に問いただした。

 チュルキン大使は「民主的に選ばれながら、障害となる指導者もいる」と直接の回答を避けながら、ラブロフ外相の発言を否定しなかった。

 ハリルザド大使は即時停戦を求める決議案を英などとともに提出する用意があることも明らかにした。決議案には、ロシアを非難する文言が盛り込まれる可能性があるが、拒否権を持つロシアの反対は必至だ。

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10日、グルジア・南オセチア自治州の州都ツヒンバリから避難する地元住民ら(ロイター)
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