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ドル安、米人留学生に重い負担
このニュースのトピックス:米国
【ワシントン=USA TODAY(サラ・バトリモウィッツ)】ドル安により、留学中、あるいは留学を希望する米国人が頭を痛めている。
海外に留学する米国人は毎年9%ずつ増えている。10年前に8万9242人だったが、2005−06年度には22万3534人になった。
しかし、ドル安、特に多くの学生が向かう欧州の統一通貨ユーロに対する価値の低下が学生の負担を重くしている。留学先のトップは英国。次いでイタリア、スペイン、フランスとなっており、ドイツも上位10以内に入る。
ロンドンの地下鉄の1カ月通学定期は130ドル(約1万3650円)。米国で60ドル程度の食事がパリでは95ドルにもなるという。
2年前、1ユーロは1・27ドルだったが、現在は1・58ドル前後。これにより、1000ドル程度だったアパートの家賃が、1245ドルに上がった勘定になる。英ポンドに対しても、1・84ドルだった2年前から2ドルに下がった。ドルを持つ人にとっては、ほぼ9%の物価上昇に等しいという。
セントラル・コネティカット大のニコール・ソーントンさんは来学期からローマに留学する。そのために、今夏は4つのアルバイトを掛け持ちして資金をためているという。
留学支援制度もいくつかある。だが、家賃まで負担してくれる制度は少ない。国際留学(ISA)などのように食費まで面倒をみてくれる制度はまれだという。
JPモルガン、ドラルバンクFSBなどの金融機関は留学生学資ローン制度を扱っている。だが、18歳以上の米国市民であること、米国の在籍大学での成績が優秀であることなどが条件になっている。
(原題)Weak dollar drives up cost of studying abroad
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