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バットマン…実はブッシュ大統領? (1/2ページ)
このニュースのトピックス:米国
【ロサンゼルス=松尾理也】全米で18日に公開され、たちまち過去の興行収入記録を塗り替える大ヒットとなっている映画「バットマン」シリーズの最新作「ダークナイト」(クリストファー・ノーラン監督)を、「テロとの戦い」との関連で読み解こうとする欧米の論評が目につく。時には法の枠組みを無視してテロリストと対決するバットマンの光と影を、米中枢同時テロ(9・11)以後のブッシュ政権と重ね合わせている。
「がれきから立ち上る煙の中でたたずむ消防士、外国人の誇張された描かれ方、悪に対する戦いが次第に度を超えて復讐(ふくしゅう)めいてくるところ…。映画は9・11から構想を拝借したとしか思えない」。英紙タイムズはこう指摘する。
「明らかにテロとの戦いに対する一種の批評である」と分析するのは米紙ニューヨーク・タイムズだ。今年1月に急死した俳優、ヒース・レジャーさんが演じる悪役ジョーカーを「ウサマ・ビンラーディンふうのテロリスト」と性格付けする一方、バットマンを「闇を抱えたやり方でのテロへの反撃」ととらえる。
バットマンは拷問や盗聴など超法規的手段を用いながら、ジョーカーを追い詰めていく。正義の味方でありながら、通常の法の枠組みから逸脱した行為も辞さない姿が、キューバにある米軍グアンタナモ基地でのテロ容疑者の長期拘留や、捜査目的での盗聴範囲を拡大し社会問題化している米国の状況と重なる。
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