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ナチスに例えて先進国批判 ブラジル外相発言に波紋

2008.7.21 18:15
このニュースのトピックス米州

 世界貿易機関(WTO)の閣僚会合を控え、米国と対立するブラジルのアモリン外相が、先進国の交渉戦略をナチス・ドイツの宣伝相だったゲッベルスになぞらえる発言をし、米側が猛反発。波紋を広げた。

 問題になったのは19日に外相がジュネーブで行った記者会見。農業分野での米国の譲歩引き出しに執念を燃やす外相は、途上国が守りに回る鉱工業品分野の交渉こそ残された課題だとする先進国側の論調に強く反発。「うそは何度もついているうちに真実になるとゲッベルスが言ったのを思い出す」などと話した。

 米通商代表部(USTR)報道官はこの発言に激しく反発。「われわれは交渉するために来た。こうした発言をすること自体が誤りで侮辱だ」とAP通信に語った。シュワブ米通商代表の両親はホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を生き延びた経験の持ち主という。(共同)

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