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所得格差の可能性示唆 ラウル・カストロ議長

2008.7.12 13:53
このニュースのトピックス米州
キューバの首都ハバナで11日、就任後初めて開会された国会に臨むラウル・カストロ国家評議会議長(AP)キューバの首都ハバナで11日、就任後初めて開会された国会に臨むラウル・カストロ国家評議会議長(AP)

 社会主義国キューバで、引退したフィデル・カストロ氏(81)の後を継いだ実弟のラウル・カストロ国家評議会議長(77)は11日、2月の就任後初めて開かれた国会で演説し「社会主義は権利や機会の平等で、収入の平等を意味するものではない」と述べ、今後は国民の所得格差が生じる可能性もあることを示唆した。

 徹底的な平等主義を掲げ続けた兄との違いを示したが、演説後には「フィデルに原稿を見てもらい『完璧(かんぺき)だ』といわれた」と述べ、前議長との意見の不一致がないことを強調した。

 ラウル・カストロ議長は「働きに応じて(報酬を)受け取る。不必要な無料サービスや過剰な補助金は廃止する」と述べた。現在、国民の平均月収は20ドル(約2100円)以下だが、政府は既に、給与の頭打ちを見直して成果主義を推進する方針を示している。(共同)

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キューバの首都ハバナで11日、就任後初めて開会された国会に臨むラウル・カストロ国家評議会議長(AP)
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