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「食事はコメとマメだけ」「鎖で杭に縛り付けられた」人質らジャングル生活を語る

2008.7.4 09:22
このニュースのトピックス米州
解放されて到着したボゴタで2日、母(左)に抱き寄せられて笑顔をみせるベタンクールさん(AP)解放されて到着したボゴタで2日、母(左)に抱き寄せられて笑顔をみせるベタンクールさん(AP)

 【ロサンゼルス=松尾理也】「食事はコメとマメだけ」「鎖でくいにくくりつけられ、移動時は裸足でジャングルを転々とさせられた」−。南米最大の左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)に人質として拘束され、このほど政府軍によって救出された元コロンビア大統領候補、イングリッド・ベタンクールさんらの証言で、過酷なジャングルでの監禁生活の一部が浮かび上がってきた。

 ベタンクールさんによると、ここ数年の食事はほとんどがコメとマメだけ。肉はおろか野菜や果物さえめったに出なかったという。

 衣類の支給もほとんどなく、夜は地面に防水布を敷いて寝た。「人間に対する扱いではないのはもちろん、(ジャングルでの生活は)動物や植物に対する扱いよりもひどかった」と、ベタンクールさんはフランスのテレビ局のインタビューで語った。

 別の人質によると、裸足のまま密林での移動を強いられることもあった。また移動しない時は、首をくいに鎖でくくりつけられることもあったという。

 一方、米公共ラジオ(NPR)は3日、コロンビア政府が救出作戦決行を事前に米軍に通告し、協力態勢が敷かれていたと伝えた。米軍はゲリラ側の通信の傍受を担当したほか、対地攻撃機を待機させて万一の事態に備えたが、さいわいにも出動の機会はなかったという。

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解放されて到着したボゴタで2日、母(左)に抱き寄せられて笑顔をみせるベタンクールさん(AP)
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