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イラク油田、外資に開放 世界3位の埋蔵量魅力 (1/3ページ)
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【ワシントン=渡辺浩生】イラクは6月末、国内油田・ガス田8カ所への外資参入を認める方針を発表した。これによって国際石油資本(メジャー)や各国石油会社に、世界3位の確認埋蔵量を擁する同国への本格進出の扉が開かれた。増産が実現すれば1バレル=145ドルに達した原油価格の沈静化にも寄与する。しかし、設備老朽化や不安定な政治・治安情勢に、増産の行方には慎重論も根強い。
イラクからの報道によると、シャハリスタニ石油相が6月30日に発表した。それによると、開放されるのは、南ルメイラ、西クルナ、キルクークなど6油田と2つの天然ガス田。欧米、日本、中国、ロシアなど41社が入札に参加、来年6月に仮契約が結ばれる見通し。外資の技術力や資本投入で、2013年までに現在の日量250万バレルから450万バレルに増強する計画だ。
◇埋蔵量3位
イラクは1972年に石油産業を国有化。91年の湾岸戦争とその後の経済制裁、イラク戦争を経て生産は低迷。米政府のイラク復興特別監査官報告は「イラクの石油部門は生産、輸送、精製の技術的難題や密輸、汚職との闘いなどに直面している」と指摘する。